HOME > ギャラリー > ギャラリー一覧 > ギャラリー詳細

ギャラリー詳細

「画像からくり」 第2回 3本,4本,9本の撮影レンズを持ったカメラ 桑山哲郎 氏

 

Fig.13本の撮影レンズを持ったカメラ

「3本の撮影レンズを持ったカメラ」または「9本の撮影レンズを持ったカメラ」と聞いて,どんなカメラを想像されるだろうか.4本のレンズが長方形に配置されているカメラは現在多数発売されており,書店のビジュアルブックのコーナーや美術館のミュージアムショップで手に入る.けれども撮影レンズが3本,あるいは9本のカメラは比較的珍しい.
 社会人を対象とした大学院博士課程(芸術工学専攻)に入学し,研究対象の対象の一部として,複数の撮影レンズを持ったカメラを取り扱い始めたことから,いろいろなカメラが手元に集まってきた.まずは,写真でそのユニークな顔つきをご覧いただきたい.細かい技術情報は専門書に任せるとして,写真に見えるカメラについて簡単に説明する.
 (1) Fig. 1 の向かって左は「Kodak スナップキッズ3D」という名前のレンズ付きフィルムである.3 本の撮影レンズが約18mm間隔で並んでいて,レンチキュラーステレオ写真プリント用のカラーネガを撮影する.フラッシュ付きとフラッシュ無しの機種があり,同時期にコニカからは「撮りっきりコニカ3D」が発売された(1994).
 (2) Fig. 1 右は「ROBOT 3」という名前が付いている,35ミリフルサイズに3つの写真を同時に撮影するカメラである.画面は2枚は18×12 mm,1枚は36×12 mm の画面寸法という,珍しい構造のカメラである.現在発売中で,メーカーは韓国のREDCAMERA 社,中国製である.

→→ 下の「次へ」ボタンを押し続きをお読みください **
著者:桑山哲郎

次へ