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ギャラリー詳細

写真のある美術館・博物館・資料館-2 滋賀県立琵琶湖博物館

 

滋賀県立琵琶湖博物館

■館の紹介
 琵琶湖博物館は,「湖と人間」をテーマに持つ,琵琶湖とその集水域,日本,アジア,世界の湖沼地域に関する自然と文化に関わる総合博物館です.展示室は,A,B,C展示室と水族展示室,ディスカバリールーム,屋外展示となっています.「琵琶湖のおいたち」のA展示室は,およそ2億5千万年前から自然環境の変遷を,「人と琵琶湖の歴史」のB展示室は,今日まで続いている琵琶湖と人間との関わりの歴史を,「湖の環境と人びとのくらし」のC展示室は,環境史の立場から,高度成長期時代の人と自然の大きな変化を中心に環境問題を考える展示室となっています.「淡水の生き物たち」の水族展示室は,現在の琵琶湖環境を借景にした水族館の様式です.ディスカバリールームは,主に子供たちを中心に五感に訴える体験学習を主体とする展示です.屋外展示では,太古の森,縄文・弥生の森,昔のくらしを体験できる生活実験工房,水田と畑,生態観察池などからなります.
 【写真は,C 展示室の入口にある,空から見た琵琶湖の展示.航空写真を切り貼りしたものを陶板に焼き付けています.】

■博物館と写真とのつながり
 琵琶湖博物館では膨大な量の資料を保有しています.静止画資料である写真は,収蔵庫に保管されて,既に多くがデジタル化されています.資料としての写真は,美術・芸術としてより,むしろ,かつてあったという事実を映像記録として残す,あるいは博物館資料として物理的に収蔵不可能な状態や事柄を標本として保管する意味を持っています.2009年の時点で,仮に整理されている静止画資料総数は,92,000 点以上,その中でデータベースに登録されているデジタル化静止画は,75,000 点ほどあります.それらは,順次画像データベース,あるいは電子図鑑としてホームページ上に公開されていきます.
1.社会科学関係→ 一部公開
災害写真720点,写真で見る生活史(前野隆資コレクション16,657点他),水環境カルテ10,492点
2.湖沼関係15,165点,集水域(ため池627点)→ 未公開
3.自然史985点(ボーリングコア)→ 未公開
4.生物関係9,828点(ため池373点,魚類5,042点,トンボ295点,プランクトン1,424 点,甲殻類234点,貝類474 点,漁具120 点,漁法380 点,鳥類200 点,水生昆虫264 点, 両生類270 点,は虫類200 点,水草100点,その他288点)→ 電子図鑑として一部公開
5.歴史・民俗関係6,178点→ 一部公開
これらは,琵琶湖の今や昔を表す展示室の展示,出版物などのほか,インターネット上で公開しています.また,貸出利用の要求には特別観覧という形で応えています.

■当館自慢の写真コレクション
 前野コレクションを代表とする,昭和30年代を中心とする琵琶湖周辺の人々の暮らしを撮影した資料集と,琵琶湖の魚類を中心とした琵琶湖淀川水系の淡水魚類写真集です.県下に生息する魚類の写真は色々なところからの貸出要求が高く,琵琶湖博物館が資料活用として対応できる目玉の写真となっています.
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著者:滋賀県立琵琶湖博物館・秋山 廣光

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