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ギャラリー詳細

写真のある美術館・博物館・資料館-13 日本大学芸術学部 芸術資料館

 

錦古里孝治「題名不詳」1929(昭和4)年,ブロムオイルプリント,23.5×28.2 cm

■当館自慢のコレクション-2

錦古里孝治(1895-1971)は戦後,長く日本大学芸術学部写真学科で写真基礎やポートレートなどの授業を担当した写真家である.大正末から昭和初期には写真家・野島康三の野々宮写真館でブロムオイル印画の制作助手を務めるとともに,自身ブロムオイル技法に卓越した技を発揮して風景や静物,ポートレートやヌードなどの優れた作品を多く制作し,野々宮写真館の「野々宮展」や,日本写真会展覧会などに出品した.
ブロムオイル印画は芸術写真の時代に特有の印画技法で,非常に手間のかかるプロセスであるが,顔料による画像は保存性もよく,制作後80年余りを経ても極めて美しい画像が保たれている.
著者:日本大学芸術学部写真学科教授 高橋則英

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