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ギャラリー詳細

写真のある美術館・博物館・資料館-17 山口県立美術館

 

「光りの貝殻(ヌード)」 福田勝治 1949(昭和24)年

■館と写真のつながり
1987年、当館最初の写真展であるトーマス・シュトゥルート展を開催。当時33歳の新進気鋭のドイツ人アーティストを紹介するこの展覧会が、最初の写真との関わりとなります。その開催目的は、ヨーロッパ現代美術において出現してきた、写真というメディアを使った新しい潮流を紹介するというものでした。こうした展覧会は、後に、ウーライ展(1996)、ユルゲン・クラウケ展(1997)、ジャン=マルク・ビュスタモント展(2002)等へと続いていきます。一方、トーマス・シュトゥルート展開催の翌年には、昭和40年代日本の写真に焦点をあてた「11人の1965〜75-日本の写真は変えられたか-」を開催し、後に続く、「戦後写真・再生と展開」(1990)、「写真の1955〜65-自立した映像群-」(1991)とあわせ、シリーズで日本戦後写真の展開を紹介しました。また、1994(平成6)年には、「写真家/福田勝治-孤高のモダニスト-」を開催し、「戦後写真・再生と展開」でその活動の一部を紹介した山口県出身の写真家、福田勝治(1899-1991)の全貌を紹介しています。
著者:山口県立美術館 学芸課長 河野通孝

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