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ギャラリー詳細

「画像からくり」第19回 レンチキュラーレンズ板−21 世紀の「だっこちゃん」,学習器具,絵ハガキ

 

Fig.2レンチキュラーレンズ板の光学原理

Fig.2は,レンチキュラーレンズ板の光学原理の模式図である.レンズの前側焦点面に印刷面が配置され,赤色のフィルターaと透明なフィルターbが配置されている.焦点位置から発散する光線は凸レンズを通って平行光束となるので,図のAの位置に目を置くとレンズ板全面が赤色に見え,Bの位置に目を置くと全面が透明に見え背後の図が見える.これは「レンチキュラー・チェンジングピクチャー」と呼ばれる印刷物の原理である.チェンジングピクチャーを「変化画像」と読んでいる会社もあるが,この呼び方はあまり普及していない.レンズは1mm 当たり数本を超える細かさなので,目の位置は実際にはずっと遠くにあり,1本1本のレンズは目ではほとんど見分られない.
著者:桑山哲郎 氏

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