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ギャラリー詳細

「画像からくり」第20回 折り紙が空中に作り出す光点

 

Fig. 3 フレネル凹面鏡による結像の図

Fig. 3を用いフレネル反射鏡が作り出す像を説明する.凸レンズによる縮小結像の図を,光軸に垂直な平面で折り返した配置となっている.また結像に関連する光線を書き込むと煩雑になるので,ここでは省略し,実際の寸法比で描くと像が小さくなりすぎるので,大きさを調節して描いている.実像が後側焦点面にできることは凸レンズと同様だが,フレネル凹面鏡では凸レンズによる結像と違う点がある.レンズの「絞り」に相当するのが一辺15mm の正方形と焦点距離に比較して大きく(Fナンバーが小さく)また隣接する正方形の境界に光を遮る領域が存在しない.このことから,鑑賞者が見る位置を移動しても絞りによる「けられ」が生じにくく,左右の目で両方の目で光の点を同時に見ることができる効果が生じている.
著者:桑山哲郎 氏

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