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ギャラリー詳細

「画像からくり」第21回 合わせ鏡のおもちゃ

 

Fig.1「合わせ鏡」の光学系1

以前取り上げたサイコロ形の万華鏡は合わせ鏡の仕掛けである1)が,多色のLEDを用いることが出来るようになってからは,小型で持ち歩きに便利な「おもちゃ」が増えてきている.
「合わせ鏡」は,組み立てておもちゃになってしまうと,原理が分かりにくくなるのでまずFig.1を用い原理を説明する.一組の平面鏡の間に,左右の対称性が少し崩れていて座標軸に名前を付けやすい物体を配置した.ボルトとナットで組み立てられたドンキホーテの人形である.ここで座標軸を「頭−足」「腹−背」そして「剣−盾」と名付けることができる.私たちが日常行っているように,鏡にまっすぐ向かうと,鏡に映った像は「腹−背」軸が反転する.繰り返しの反射では,次々に「腹−背」軸だけが反転した像が作り出される仕掛けである.
著者:桑山哲郎 氏

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