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ギャラリー詳細

「画像からくり」第32回 実物映写機

 

Fig.3カバーを開いた様子

Fig.3 は,映写機の上蓋の原稿台カバーを開いた状態である.原稿台には 150 mm x 150 mm の寸法のガラス板が配置されていて,絵葉書を縦位置あるいは横位置で映写することができる.原稿を照明する光源は,115 〜120 V, 300 Wのハロゲン電球1球で,表面反射を避けて大きな角度で原稿を照明する配置になっている.電球交換は,原稿台のガラス板を外して行う.原稿で拡散反射された光は45度の角度に置かれた平面鏡で反射され,映写レンズに導かれる.この結果,上下左右正立した像がスクリーン上に生じる.拡散反射成分だけを使用するため,映写された画像が暗くなってしまうのが実物映写機に共通な問題で,このためあまり普及しなかったと説明されている.
著者:桑山哲郎

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