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ギャラリー詳細

画像からくり第42回 カメラと凹面鏡

 

Fig.6_各種の平面・凹面兼用の鏡

 今回の解説をここで終えてしまうと,大変偏った情報提供になってしまうため,補足する.Fig.6は,数軒の百円ショップを回って集めた鏡である.すべて,平面鏡の反対側は凹面鏡による拡大鏡となっている.凹面鏡に反射された像が拡大されている様子が分かる様,撮影したのだが,注意深く見ていただきたい.なお鏡については,店により商品が極端に違っていることは注意が必要である.ある店では,平面鏡と凹面鏡を切り替えて使用できる商品がほぼ全数で,その多くに「2倍拡大」という表記がある.一方別な店では,この種の鏡が全く見当たらないので,注意が必要である.
こんなに手軽に,いろいろな直径と焦点距離の凹面鏡が入手できる状況になっているので,工作例がいろいろ現れることを期待したい.
文献:
1) Helmut and Alison Gernsheim,“The history of photography”,Thames and Hudson (1969),p 123.
2) Alexander S. Wolcott,“Method of taking likenesses by means of a concave reflector and plates
 so prepared as that luminous of other rays will act thereon”,U.S. Patent 1,582,Patented May 8, 1840.
3) 石川寛夫,川上力,Alexander Simon Wolcottの研究とWolcott Cameraの再現,九州産業大学芸術学部研究報告,第31巻(2000)p. 119 – 125.
4) 月刊誌「おともだち」2017年11月号,講談社(2017).
著者:桑山哲郎

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