HOME > ギャラリー > ギャラリー一覧 > ギャラリー詳細

ギャラリー詳細

画像からくり第44回 お皿を用いた凹凸反転錯視

 

Fig.5_キャラクターの顔の皿 その4

最後にFig.5は,大型で深いカレー皿であるが,これも見事に手前に飛び出して見える.螢瀬好ンが運営するミスタードーナツのキャラクター「ポン・デ・ライオン」の顔が大きく描かれている.©MISDO 13 という表記があるが,2013 年に発売されたカレー皿ということが分かった.今回の撮影例では,顔と明暗の組み合わせで凸面に見せかけているため,学会誌を面内回転し上下逆にしてみると,凹んでいる皿であることがたちまち見破れる.お試しいただきたい.
これら4 点の皿に共通していることは,魅力的なキャラクターの顔が大きく描かれていることである.「凹面顔錯視」あるいは“Hollow Face Illusion” と現在では呼ばれているが2)筆者がこの錯視についての解説に出会ったのは1972 年のことで3)それ以来興味を持ち続けている.
著者:桑山哲郎

前へ 次へ